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【休み方が分からないあなたへ】9割の人が知らないパフォーマンスを上げる休み方

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・寝ても寝ても疲れが取れない

・休めと言われても何をしたら良いのか分からない 休日も仕事のことを心配している

・家で動画見ながらボーっとして一日過ごしたけど、休まった気がしない

・子供がいると休日も仕事してるみたい…

こんなお悩み抱えていませんか?

Miki
Miki
こんにちは!
Webマーケティング勉強中のワーキングマザー、
Mikiです。

「今週も頑張った!」「土日はゆっくりリフレッシュしよう」

週末が近づくとこんなことを思う人は多いと思います。

しかし、いざ休みを迎えると、子供の相手をしながらついゴロゴロ…

ぼーっと過ごしていると時間の流れは早いもので、何をしたのかよく分からないまま、週があける。

私本当に休めた??

こんなことを思ってしまう日、ありませんか?

実は現代人のほとんどが「休息」を誤解しています。

「休息」というのは、「ゆっくりする」「眠る」ことだけではありません。
人が「ゆっくり休めた」と感じるには、様々な方面からアプローチすることが必要な時もあるんです。

今回は、「しっかり上手に休む」ための考え方を紹介していきます!

「休み上手は仕事上手」とも言われるように、休みの過ごし方でアウトプットのパフォーマンスも変わってきますよ!

「日本人は休み下手」と言われる理由

「日本人は休み下手」と言われているのをご存知ですか?

そもそも私たちは、「休む」という言葉自体にネガティブな印象を持っています。
それは、「休む」=「サボる」「怠ける」というイメージが強いからではないでしょうか。

しかしこれは大きな間違いです。

休むということは、次の動きに対しての「充電」だからです。

バッテリーが少なくなってきたスマホがパフォーマンスが悪くなるのと同じように、あなたの身体も心も使い続ければ疲弊します。
しっかり動くためには、しっかりとした充電が必要なんです。

2024年に調査された日本の疲労状況では、なんと全体の8割の人が「疲れている」と回答しています。

出典:日本リカバリー協会調査「日本の疲労状況」

 

なかでも30代の疲労度合いが最も高く、そして男性より女性の方が疲れを感じている人が多いそう。

出典:日本リカバリー協会調査「日本の疲労状況」

 

Miki
Miki
仕事も育児・家事も抱える私たち30代女性が最も疲れているのは納得できますね、、、。。

こんな状況に置かれている私たちにとって、「上手に休む」ことは絶対に必要です。

しかし多くの人が、休むことに対してマイナスなイメージを持ち、優先順位を下げすぎています。
その結果、休み方が分からなくなってしまっているのが現状です。

7つの休息タイプ

今回は、「7つの休息」という疲労回復法を紹介していきます。

<7つの休息>

アメリカの医師であるサンドラ・ドルトン=スミス博士が考案した休息法。
体を完全にリフレッシュさせるには、身体、心、感覚、クリエイティビティ、感情、対人関係、スピリチュアルの7分野で休息を取ることが必要だという考え方。

では7つの休息とはいったいどんな休息なのでしょうか?

①身体の休息

「休息」と言われてすぐに思いつくのがこの身体の休息、つまりは「睡眠」です。

もちろん睡眠は疲れを癒すにはなくてはならないものですが、身体の休息方法は実は2つのパターンがあります。

<2パターンの身体の休息>

受動的な休息:睡眠、昼寝

能動的な休息:ヨガ、ストレッチといった軽い運動

「運動したら、余計に疲れるんじゃない…?」と思う人もいるでしょう。

しかし、時にはじっとしているよりも、軽く身体を動かした方が疲れが取れる時もあります。

例えば、マラソンをしたあとは、急に止まって休憩するよりも、少し歩いて動きながら休憩する方が身体の回復は早いです。

また、パソコン作業が続いたときには、軽くストレッチをすることで血行やリンパの流れが良くなり、眠るより頭がスッキリします。

身体の休息は、この2つを組み合わせることで、より効率的に休憩を取ることができます。

具体的なアクションプラン

・散歩やランニングをする

・エステ、温泉に行く

・時間を決めて昼寝をする

・体をマッサージする

②心の休息

仕事が終わって家に帰ってからも、仕事の心配事が頭から離れず、ベッドに入った時でもずっと考え事をしてしまう、、、なんてことはありませんか?

これは心の休息が足りていないサインです。

心の休息が足りていないと、オンオフがうまく切り替えられず、ずっと頭の中で何かをぐるぐる考えてしまいます。

ここを解消するためには、

・ひたすら考え事を紙に書く

・人に喋る(独り言でも良い)

といったように「いったん外に出す」ことを意識しましょう。

具体的なアクションプラン

・気持ちをノートに整理する、PCに打ち込む

・身近な人やペットに話を聞いてもらう

心配事は事実と想像を分けて考える

それでも心配事があって、頭から離れない…というときは、ディフュージョンと呼ばれる手法がおすすめです。

<ディフュージョンとは>

実際に起こった出来事と、自分の想像の中の出来事を区別して考える手法です。

自分の想像(フュージョン)を取り除く(ディ)という意味です。

人は何か心配事や考え事をしているとき、実際に起こった出来事と、自分の頭の中の想像をごちゃ混ぜにして考えがちです。

例えば、あなたはプレゼンの資料について、目上の人に相談をしないといけません。

以前資料の修正点が多かったので、注意されたことがあります。

そのとき、「また注意されてしまうのではないか」「怒られてしまうんではないか」と考えてしまうと、そこばかりを心配してしまいませんか?

これがいわゆる「ごちゃ混ぜ」状態です。

このごちゃ混ぜ状態を解消するには、

①実際に起きたこと

②頭の中で考えたこと

をはっきり区別しましょう。

そして、②の頭の中で考えたことは「主語」と「(語尾に)~と思っている」と付け足します。この場合、

①実際には何も起きていません

②私は「また資料の修正が多くて怒られるのではないか」と思っている

となります。

この作業をすることで、実際の出来事と自分の感情を一歩引いて見ることができるようになります。

慣れてくると、感情を手放すのがうまくなり、心の休息がとれるようになりますよ

③感覚の休息

感覚というのは、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)のことです。

人は、五感から入る情報が多すぎたり、長く続いたりすると疲れやすくなります。

ずっとスマホ画面を見ていたり、オンライン会議が続いたりすると疲れますよね。

特に現代人は、目と耳から入る刺激が多すぎるので、ここを意図的にオフにすることが休息になります。

少し意外に感じるかもしれませんが、何もせずに過ごす「空白の時間」というのは、疲労回復には大切です。

日常生活のなかでも、メールやSNSの通知をオフにしたり、スマホを触らない時間を作るなど、「オフの時間」を作るようにしましょう。

具体的なアクションプラン

・自然の音に耳を傾ける

・照明を消して真っ暗な中で過ごしてみる

・寝る前はスマホを OFFにする

④創造性の休息

これはアートや大自然の風景など、美しいものに触れたときに得られる休息です。

鑑賞するものに制限はありません。

・アート作品

・写真

・風景

・神社や世界遺産などの造形美

・自然 など

常にアウトプットを行っていると、新しいアイデアや言葉を生み出すのが難しくなってきます。
そんなときはこの創造性の休息が足りていないサインなので、積極的に取り入れましょう。

具体的なアクションプラン

・絵やアートの展覧会に行ってみる

・景色の良い場所へ旅行する

・アート作品などを家に飾る

・神社へ参拝する

⑤感情の休息

自分の内側にある感情を発散することで得られる休息です。

例えば、

・失恋してしまって、誰かに話を聞いてほしい

・仕事で嫌なことがありモヤモヤしている

こんなとき、誰かに話を聞いてもらって、心が楽になった経験ありませんか?

感情の休息はまさにこのことです。

私たちは普段、自分の思っている以上に感情を抑えて生きています。
心にモヤモヤを抱えていても、家族にさえ話せず気を病んでしまう人も多いです。

話せる人で構わないので、自分の内側にある感情を人に伝えることを大切にしてみてください。

Miki
Miki
カウンセリングに通うのも手です!

具体的なアクションプラン

・気の許せる友人に話を聞いてもらう

・感動的な映画を見て思い切り泣く

⑥対人的な休息

人間関係に疲れてしまったときに取るべき休息です。
しかしここで言う休息は、「人間関係を断って一人で過ごしましょう」というものではありません。

「この人とはずっと仲良くやっていける!」と感じる、自分にとってプラスになる人間関係を選んで、継続していくことです。

このとき、人の習性には3種類あることを覚えておきましょう。

テイカー(受け取る人):「何をしてもらおうか」という考え方が中心の人。

マッチャ―(バランスを取る人):「何かしてもらったら同じ分だけ返す」「何かしてあげたら、同じ分だけしてもらう」ギブ&テイクを同じ量でしようとする人

ギバー(与える人):「何をしてあげようか」という考え方が中心の人。見返りを求めずにギブする。

「人間関係に疲れてしまった」と思う時、それはたいていテイカーやマッチャーとの人間関係に疲れています。

ギバーとの繋がりは、唯一あなたがエネルギーを受け取れる場です。
「もう人と関わるのが嫌だ!」と思い引きこもってしまうと、そのギバーとの繋がりも切ってしまうことになります。

自分にとってプラスに働く人間関係を見極めましょう。

⑦魂の休息

「自分は孤立している、受け入れてくれる人がいない」と感じている時には、この魂の休息が必要です。
「孤独」は最も強力なストレスのひとつと言われていて、孤独を感じること自体が疲労に繋がります。

具体的には、「ここなら自分をサポートしてくれる」「自分はこのグループの一員だ」と思えるコミュニティを作ることが休息に繋がります。

具体的なアクションプラン

・会社でチームを組んで働く

・興味があるコミュニティに参加する

・アーシングする(自然との一体感を感じる)

 

自分に足りない休息を知る方法

ここまで7つの休息タイプを紹介してきましたが、「どの休息がどの程度必要なのか」は人によって違います。

自分にとって必要な休息はどれなのか、うまく選びとって疲れと向き合っていかなければなりません。

そこでおすすめなのが、休息をひとつずつ取り入れて簡単な日記をつけることです。
そのなかで、「意味がないと思っていたけど、意外とリフレッシュできた」と感じるものがあれば、それがあなたに足りない休息です。

もちろん毎日生活していくと、時によって別の休息が必要になる時もあるでしょう。

簡単な日記をつけながら、今の自分と相性の良い休息方法を探ってみてください。

休息に関するおすすめ本

今回紹介した「7つの休息タイプ」以外にも、休み方はいくつもあります。
休み方に特化した本もたくさん出版されていますので、そこから自分にあった休息法を見つけるのもおすすめです。

休養学:あなたを疲れから救う

これまで栄養や運動に比べて軽視されてきた「疲労」と「休息」について、

・人はなぜ疲れるのか

・疲れても無理をして休まずにいると、人間の体はどうなるのか

・どんな休み方をすれば最も効果的に疲れがとれるのか

といった疑問に答えてくれる本です。

さらに、休養を7種類に分類して組み合わせることで、自分がもっともリフレッシュできる休み方を見つける方法も紹介されています。

心療内科医が教える本当の休み方

この本を書かれたのは現役の心療内科医の先生です。

「その人の個性や心身の状態によって、本当に心身を満たせる休み方は違ってくる」と本書では主張されています。

シリコンバレー式 良い休息

スタンフォード大学の研究員かつ経営者という肩書きを持つ先生が書かれた本です。

・1日に10〜12時間働く研究者が最も生産性が低い

・1日に4〜6時間働く研究者が最も生産性が高い

・1日7時間以上働いても生産性はほぼ上がらない

実際に研究者を分析し、この事実を突き止めた先生は、「働いていない時間」の過ごし方が、「働いている時間」と同じくらい大切だと主張しています。

積極的な休息でパフォーマンスを上げよう

「休息」は、単なる睡眠や活動の休止ではありません。

休息はいつでも次のパフォーマンスを上げるために必要な「充電」であり、誰にでも必要なものです。

私たちはついつい自分以外に時間を使いがちです。
ママならなおのこと、自分の休息は後回しにしてしまいがちでしょう。しかし、スマホの充電はいつかは切れますし、どんなナイフもいつかは錆びます。

毎日一生懸命なママが、自分のエネルギーを養えるベストな休養法を見つけられますように。
この記事がその一助になれば嬉しいです。

それでは、また次の記事でお会いしましょう!