Webマーケティング勉強中のワーキングマザー、Mikiです。
現在、8:30 〜16:30の短時間勤務で働く私ですが、働き出して最初のころ、こんなことに悩まされていました。
・時間足りなさすぎ!
・タスクはたくさんあるのに、結局全部中途半端で今日も終わった
・今日も明日も繰越ばかり、、、自分のできなさ加減に落ち込む
毎日あれもこれもと降ってくる仕事を捌ききれない自分に落ち込んでいました。
そのときは「短時間勤務で時間が足りなさすぎる!産前はゆっくりじっくり仕事できて楽だったなぁ」と思っていました。
しかし、今はこう思っています。
「単純に集中するのが下手くそだっただけ。」
今回は私が取り入れて効果を実感しまくった集中に関するメソッドを紹介していきます!
今すぐできる!集中力を高めるコツ5つ
早速、今すぐ簡単に取り入れられるものから試したい!というあなたへ、試してみて欲しいテクニックをご紹介します!
ルーティーンを作る
仕事モードに入るためのルーティーンを作る、というものです。
仕事・勉強モードに入るとき、特定のルーティーンを作ると集中モードに入りやすくなる、と言う研究結果があるんだそうです。
このルーティーンは、仕事に関係することでも、そうでなくても問題ありません。
例えば、私の会社は、朝礼でまずラジオ体操をします。
朝眠くてなんだか調子良くないかも…と思っていても、このラジオ体操があることでうまく仕事モードへ切り替えられていると感じています。
ちなみに、体操は身体の血の巡りが良くなって、物理的にも効率がアップするので、体操はルーティーンにおすすめです。
仕事・勉強を始める前だけでなく、作業の途中で集中力が途切れたときにも、同じルーティーンをすると効果があります。
ルーティーンは何でもOKですが、掃除や洗濯といった毎日やる家事をルーティーンにしてしまうと、集中モードに入らなくていい時でもルーティーンをやることになります。
集中しなくてもいい時にもこのルーティーンを行なってしまうと、集中ルーティーンの効果が得られづらくなるので、気をつけてください。
シングルタスクを極める
ここであなたは「マルチタスクをこなせなければ仕事が終わるわけがない」と思うでしょうか。
ここでいうマルチタスクとは、「目の前で今やっている作業と、頭の中で考えていることが違う」という状態です。
・資料を作りながら、「あれもやらなきゃ」「あの依頼忘れてた」と他の仕事を思い出す
・会議に出ながら今日のスケジュールを考えている
こんな経験、誰しもあるのではないでしょうか?
この状態になってしまうと、あなたはもう何にも集中することができません。人間の脳はマルチタスクになると、効率が落ちてしまうものなのです。
仕事を早く終わらせる最良の方法は、「今やること」を1つに絞って、意識と実際の行動を一致させることです。
マルチタスクで同時に進めるのではなく、シングルタスクを何度もやり遂げる、こちらの方が実は効率は何倍も良いことが分かっています。
目の前の仕事に集中できるようになる方法
とはいえ、自分が1つの仕事に集中しようと思っても、仕事はいくつもの案件が同時並行で進むものです。どうしても、他の案件のことが気になるとき、ありますよね。
この時覚えておいてほしいのが、「人は完了したことは忘れやすく、未完了のことはいつまでも覚えている」という現象です。
これはツァイガルニク効果と呼ばれています。
つまり、タスクを未完了でいると、そのことを頭のどこかで思い出してマルチタスクになってしまうんです。
これを避けるためには、「区切りを決める」ということです。
その日にタスクが完了しなくとも、「全体の30%まで進んだら、今日分のタスクは完了」と決めてしまうのです。
これをすることで、「もうこれは完了している」と脳に意識させて、ツァイガルニク効果を止めることができます。
シングルタスクに適した集中メソッド
シングルタスクを順にこなしていくことが集中力を上げことをお伝えしましたが、さらにこのタスクの間に、定期的に休憩を取る方がより成果が上がることが分かっています。
これを応用したテクニックがポモドーロやスプリントメソッドと言われるものです。
ポモドーロテクニック
時間で作業を管理するテクニックです。
・作業時間は25分間
・25分間作業したら5分間の休憩をとる
・25分作業を4回繰り返したら30分程度の長めの休憩をとる
・同じことを繰り返す
スプリントメソッド
作業ごとに休憩を入れることはポモドーロと同じですが、時間ではなく作業で区切るのがスプリントの特徴です。
・作業時間はタスクに合わせて設定する(長すぎないようにする)
・作業が終わったら休憩を挟む
・この流れを繰り返す
シングルタスクの効果は、集中力を高めるだけではありません。
邪魔を遮断する能力が高くなるので、ストレスをカットしやすくなるんだそうです。
最初は難しいと感じるかもしれませんが、身につけて損はないテクニックです。
音楽を使いこなす
音楽を聴きながら作業をする人は多いと思います。私もこのブログを執筆しながらいつも音楽を聴いています。
音楽は作業の内容によって使い分けるとより集中力に貢献してくれることが分かっているので、紹介しますね。
インプット作業のとき
本を読んだり、資格の勉強をしたりと、インプット作業がメインの時は、基本無音が一番効率が良いです。
そのとき聴く音楽がどんなジャンルの音楽であっても、音楽を聴いている場合、そうでない場合に比べて50%効率が落ちると言うデータもあるほどです。
無関連音効果と言って、今やっていることと関係のない音が入ってくると、どうしても情報として受け取ってしまい、違うところに意識が向いてしまうからなんだとか。
ただ、「気分を上げる」と言う意味で、音楽を利用するのはアリです。
具体的には、作業を始める10-15分前に聴いてテンションを上げ、少し落ち着いたところで作業に取り掛かる、と言うのが一番効果的。
どうしても無音にできない環境の場合には、ノイズキャンセリング付きのイヤフォンを使うのも良いです。
クリエイティブな作業をしているとき
逆に、文章を考えたり、クリエイティブな作業をしている時は、雑音があったほうが良いと言われています。
新しいことを考える時は一点に集中してしまうと、視野が狭くなりアイデアが思い浮かびづらくなるため、ある程度の音で集中を逸らすことが必要なんだとか。
クラシック→洋楽→EDMなど、ジャンルの違う音楽をミックスして聴くのも効果的だそうです。
長時間集中するとき
長時間作業をすることが分かっているときは、自然の音を聴くのが効果的です。
自然の音は脳を疲れにくくする効果があり、集中力を長時間維持するのに向いています。
がっつりストレス対策をする
慢性的なストレスがあると、自分をコントロールすることができなくなり、タスクの実行力が低くなります。
ストレスに強くなるには、ストレスの解消方法をなるべく多く持っていることが大切です。つまり、手数が多い方が有利です。
ストレス解消法が100選ほど載っている本などもありますので、できるだけたくさんの解消法を持つようにしましょう。
Not To Doリストを作る
今日時間あるからなんでもできる!と思っていたら、一瞬で休日が過ぎた、という経験ありませか?
人は時間がたくさんあって、「大丈夫だ」と思うと、安心して集中しなくなります。時間が余ってくると逆に集中力がおちてしまうんです。
同じように、やることがたくさんあっても、どれにも集中できず時間だけが過ぎていきます。
そこで最もシンプルに集中力を高める方法は「やることを削る」一択です。
しかし、「削ったタスクを忘れたら困る」という場合もあるでしょう。
その時に役立つのが「Not To Doリスト」です。これはTo Doリストの逆で、やらないことを決めてリストにするというテクニックです。
リスト化しておけば、忘れることもありませんし、To Doリストが終わったら次の日にでも着手すれば良いという訳です。
集中力は鍛えられる
集中が続かない人は意志の力が足りていない
ここからは「小手先のテクニックでなく、根本的に集中力を鍛えたい!」という方におすすめの方法です。
少し残酷な話をしますが、集中力が続かない、という人は「意志の力」が足りていない、ということが分かっています。
意志の力というのは、「自分で自分をコントロールできる力」のことです。
・仕事終わりに家に帰ると、ついソファでゴロゴロしだし、なかなかご飯を作る気になれない
・休日は朝から出かけようと思ったのに、午前中布団から出られない
・いつも早く寝ようと思うのに、SNSを見ながら夜更かししてしまう
こんな人は、「自分はこうあって欲しい」という目標と、実際の行動が一致していません。
これをこなせる力が「意志の力」なんです。
意志力の鍛え方
この意志力が上がると、セルフコントロールができるようになり、自ずと集中力が引き上がります。
そして、この意志力は鍛えることができます。
ちなみに意志力を鍛え続けると、「自分はやればできる」という感覚が芽生え、自己肯定感もアップするので良いことづくめです!
意志力を鍛えるステップは以下の通りです。
1.挑戦するタスクを選ぶ
タスクに制限はありません。達成したい目標と無関係でも構いません。
例えば、
・毎朝ベッドメイキングする
・夜寝る前にストレッチをする
・1日一回エレベーターではなく階段を使う
といったことです。
この時のコツは「毎回少しずつ意志力を使う」ものを選ぶことです。
いきなり勉強や読書といったハードルの高いものを選ぶと、一瞬で挫折します(笑)自分が達成できそうなタスクを選ぶようにしましょう。
2.タスクを実行する時間と場所を決める
選んだタスクをいつどこで行うかを決めます。
これは時間で決めても良いですし、「朝起きたら」とか「お風呂に入ったら」などの毎日の習慣にくっつける形でも問題ありません。
3.レコーディングする
日々タスクをこなせたかどうかを記録していきます。
この時、タスクをやり遂げるために必要だった意志力も記録をしていきます。 簡単に達成できたら1点、取り掛かるの億劫すぎてしんどいと感じたら10点、のようなイメージです。
これを数週間続けていくと、必ず楽にタスクを終わらせられる瞬間が訪れます。
もちろん日によって、「今日は何をするにもしんどい」という場合もあるでしょう。しかし、続けていくことで段々と楽にタスクをこなせるようになっていくのです。
4.次のタスクを設定する
「このタスクだったら、努力しなくてもできるようになった」と思ったら、次の目標に進みましょう。
こうして意志力の必要なタスクを着実にこなせるようになっていくことで、意志力は鍛えられていきます。
まとめ
いかがでしたか?
時間を作って一気に仕事を終わらせる、このテクニックは働くママにとっては必須だと思います。
ただでさえ慌ただしい育児に仕事が重なって、本当にバタバタな毎日を過ごされている方も多いと思います。
この記事がそんな毎日に少しでもお役に立てると嬉しいです。
では、また次の記事でお会いしましょう!