育休中にWebマーケティング挑戦中のMikiです。
マーケティングを極めようと思うと、身につけたいスキルがそれはもうたくさんあります。
そして、スキル習得のために本を読もう!と思う人は少なからずいると思います。
しかし、いざ読書をしようと思っても、なかなかスムーズにいくものではありませんよね。
・毎日手一杯で読書に費やす時間なんてなかなか取れない
・読み始めても、読破するまでに時間がかかる
・結局最後まで読みきれずに積読本になる
・読んだは良いけど、内容があまり頭に入ってこない
これが読書の最大の壁ではないでしょうか。
読書がうまくいかない人は、こんな読み方をしていませんか?
・本文の1章から読み始めている
・読破までの道のりが果てしないように感じる
・読める時間のあるときに読もうとしている
・目次を見ていない
・最初から最後まで全部読もうとしている
実は、本を内容を吸収しながら速く読めるようになるには「読み方」があるのです。
最も重要なのは、以下の2点です。
①目的と締切が設定されていること
②概要を理解して重要項目をピックアップすること
そしてこれを本章を読み始める前にやることが絶対条件です。
どういうこと?
本章を読む前に概要を理解するなんてできるの?と思いますよね!
本記事では、この読書術について詳しく解説していきます!
ここで紹介するのは、いわゆる学習本を速く読むためのノウハウです。
物語やエッセイといった本には当てはまりませんのでご注意ください。
速くたくさん読むためのテクニック
目的と締切を設定する
人は目的と締切なくして、物事を成すことが非常に難しい動物です。
みんなできることならサボりたいのです(笑)
読書も同じです。
目的と締切を設定しないから、いつまでも最初の章をうだうだ読んでしまうのです。
例えば、本を読んでブログでその内容を発信しようと思うならば、
・ブログ執筆のため(目的)
・ブログ記事配信予定日まで(締切)
という設定があれば、読まざるを得なくなりますよね。
さらに言うと目的は、
・次の日に会う予定のある人に内容を話す
・SNSで発信する
といった、アウトプットできる内容がより効果が出やすいです。
この習慣をつけることが、最短にして最強の方法です。
今、あなたが読みかけの本たち、今すぐ目的と締切を設定してしまいしょう!
重要な項目をピックアップして読む
そんなズルい方法で読んでいいの?と思いましたか?(笑)
良いんです。
なぜか私たちは、本というものは読破することがいいことだと思い込んでいます。
本をわざわざ買ったのだから、隅から隅まで読まなければいけないと思ってしまうのです。
しかし、読書で大事なことは読み切ることではなく、気付きを吸収することです。
本はバイキング料理と同じです。
元を取るとか、隅から隅まで食べるとか考えず(笑)、
好きなものを選んで食べて良いのです。
自分にとって、気付きを得られるおいしい場所とはどこなのか?
バイキング料理を取るときは、まず全体をなんとなく見渡して
「あれ美味しそうだな」
「あれは苦手な食材が入っているからいらないかな」
と食べる料理の配分を考えていきますよね。
本でも同じことをするのです。
いきなり本章を読み始める前に、あらかじめ重要そうな場所を探しておくのです。
目次は渾身の地図
まず、目次は必ず熟読してください。
なぜなら各章のリストとだいたいの内容が記されているからです。
目次は著者・編集者が作ってくれたその本の地図なのです。
これが頭に入っているか入っていないかだけで、読みやすさが全然違ってきます。
キーワードを拾う
本には核となるキーワードがあります。
そのキーワードをタイトル、帯、袖からピックアップします。
そして目次に戻ってそのキーワードを探していきます。
マーカーでチェックをするとより作業がやりやすくなります。
前提として、本は汚していいのです。
好きなだけ線を引くなり、書き込むなりして自分の解釈を加えていきましょう。
大事なのは貪欲に吸収することです。
重要な章に当たりをつける
目次を読み込んで、キーワードを頭に入れると、
「どうやらここら辺が一番重要そうだぞ?」という当たりをつけることができます。
予備知識ですが、だいたい重要な事柄は3、4章にくることが多いです。
はじめに、おわりに
読み落としがちな「はじめに」と「おわりに」ですが、
ここを読むと重要な場所が分かりやすくなります。
読み終わったら再び目次に戻って、当たりをつけた章をもう一度確認してください。
ここまで実施すると、おおかたの
・書いてある事柄
・キーワード
・重要なことが書いてある場所
が分かってきます。
これが頭に入っていると、本はめちゃくちゃ読みやすくなります。
そしてこの作業は、本が手元に来た当日にやってしまうのがポイントです。
この作業をしてあるかどうかで、翌日からの読書に対するハードルが違ってくるからです。
重要な章から読む
読書を開始するときは重要な章から読んでいきます。
せっかくあたりをつけた重要箇所です。
前菜から丁寧にいただく必要はありません。まずはメインから吸収していきます。
他の章を読む
重要な章を読んだ後に、「もっと読みたい!」と思える本であれば、他の章も読んでいきます。
欲しい気付きを得られたのであれば、読むのをやめてしまっても構いません。
要約動画があれば最強
本を要約してくれている動画は世にたくさん出回っています。
要約動画を観ると、読む前に頭に入れておきたい
・書いてある事柄
・キーワード
・重要なことが書いてある場所
と言ったポイントを簡単に押さえることができます。
ざっくりした内容を理解していると原本を読んだとき格段に頭に入ってきやすくなります。
大変便利な方法ですが、動画によっては、本の一部しか要約されていなかったり、発信者の主観も入るので、参考程度に留めましょう。
さらに理解を深めるためのテクニック
概要が掴めているとぐんと読書の理解度はアップしますが、
ここではさらに読みながら理解を深めるためのテクニックも紹介しておきます!
色ペンで線引きする
「ここすごい重要かも」
「ここ面白い考え方だな」
と思った箇所を色ペンで線引きしながら読んでみましょう。
重要度や感じ方によって色を分けるとなお良いです。
これは読み返したときにもポイントが分かりやすく、すぐに復習ができるという利点もあります。
原本にこだわらない
難しい本を買ってしまって、目次すらよく分からない…
こういう時は、もっと優しく解説がしてある本や動画に頼りましょう。
最初から原本を読む必要なんてありません。
何回も言いますが、必要なのは吸収することだからです。
原本にこだわると、結局1回も読めてない、なんて事故が起こりかねません。
それよりなんとなくでも内容を理解している方が良いに決まっています。
漫画でも動画でも、より優しい内容のものがあったら頼ってみましょう。
アウトプットする
内容がしっかり頭に入っているか確認するにはアウトプットしてみるのが一番です。
理解が追いついていないことは、必ずアウトプットが止まってしまいます。
友人や家族に話したり、ブックレビューを書いてみるのも良いですね。
ブロガーの坂内学さんは、年間300冊ほど本を読まれるそうなのですが、
本を20ページ読むごとにTwitterでアウトプットをしているそうですよ!
読書術 ポイントまとめ
今回は、読書がスムーズに進まないあなたのための読書法をお伝えしました!
速くたくさん読むためのポイント
・目的と締切を設定する
・重要な場所だけピックアップして読む
・目次、タイトル、帯、袖、はじめに、おわりにから重要な場所を見つける
・解説動画があれば活用する
理解を深めるためのポイント
・色ペンで線引きする
・原本にこだわらない
・アウトプットする
ぜひ取り入れられそうなところから、試してみてください!
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!