育休中にWebマーケティング挑戦中のMikiです。
発信を始めると誰もが躓くのが、「魅力的な文章が書けない」という壁だと思います。
発信を始めてみたもののファンが増えない…
人に刺さる文章が書けていないのでは?
そう思う人も多いのではないでしょうか?
発信活動は必ず文章で相手にアピールをする必要があります。
その文章が魅力的でなければ、ファンが増えていかないのは当然です。
世の中には、ライティングのテクニックやノウハウといったものが確かに存在します。
しかし、テクニックやノウハウだけでは、人が魅力的に感じる文章は書くことができません。
そこに欠けている要素はなんだと思いますか?
それは、「届けたい相手のことを理解しているか」ということです。
ライティングの記事では、人を惹きつけて行動を促すことが必要です。
行動を促すからこそものが売れたり、セミナーに来てもらえたりします。
しかし、これはテクニックがあれば誰でもできるものではないのです。
お客様の気持ちを理解し、どうしたら行動してもらえるのか?
ここを考え抜く必要があるのです。
つまり、マーケティングを成功させるためには、
「人間という生き物を深く理解すること」が必須課題なのです。
この人間理解が深まれば深まるほど、あなたの文章は魅力的なものになっていきます。
本記事では、マーケティングに必須である「人間理解」をどうしたら深められるのか?
その秘訣を詳しく解説していきます!
まずは自分自身の理解から
自分を自在にコントロールできるようになる
人間理解を深めるためにまず取り組むべきこと、それは「自分自身と向き合う」ことです。
なぜなら自分自身が人間だからです。
向き合ったとしても、何を目指せば良いのか曖昧なままだと意味がありません。
この課題のゴールは、自分自身を思うようにコントロールできる自分になることです。
そうは言っても、自分自身なんて誰でも思うようにコントロールできるでしょ?
と思う人もいるでしょう。
ここで言う自分自身をコントロールするということは、
「自分自身を自由にコントローして何かを成し遂げる」ということです。
自分を自由に努力させたり、やらなくてはいけないことをうまく自分をコントロールして達成させるのです。
簡単そうに見えて、かなり高いハードルです。
やらなくてはいけないことは分かっているけれど、なかなか思うように進められなかったり、努力すると決めたのに努力できなかったり…。
今までそんな経験はありませんか?
これも自分を思うように努力させられていなかった、と言うことになります…。
大半の人は、自分を自由にコントロールすることができません。
できていたら何かしらの分野ですでに成功しています(笑)。
だからこそ、最初の目標は自分のコントロールなのです。
そのために自分と向き合っていく必要があるのです。
具体的な自身との向き合い方
では、どうやって自分と向き合えばいいのでしょうか?
この答えは過去の自分の行動プロセスを客観的に分析することです。
過去の自分の行動を思い出して次のことを考えてみましょう。
・自分が頑張れる条件を分析する
・逆に頑張れない条件も分析する
・自分の特性や性格を考えて、どんな環境にいたら行動できそうかを考える
自分を効率的に動かすための分析が進んでいくと、そのための選択・行動が取れるようになっていきます。
ここで自分の動かし方が理解できれば、他人の動かし方も分かってきます。
他人の気持ちを上手に汲み取れるようになり、行動を促すことがうまくなってくるのです。
自動的にあなたが書く文章も、読み手にとって魅力的な内容になっていくでしょう。
次の章では、読み手の気持ちをより理解しやすくなる考え方について、解説していきます!
フィルターを採用する
フィルターとは
物事を考えるときに、情報が多すぎて頭の中が整理できないという経験はありませんか?
ここで重要になるのは「余計な情報を排除して本質を見極める」ことです。
この時に必要になってくるのが「フィルター」です。
例えば、サングラスを思い浮かべてください。
サングラスは光という要素を排除して、眩しいところでは見えない世界を見せてくれるフィルターですよね。
この考え方は、余計な情報を排除する時にも応用できます。
離乳食で最近注目されている「補完食」もいい例です。
離乳食というとおかゆから始めて、食べる練習をしていって、慣れてきたら硬くして、、、
何を食べさせればいいかはよく分からないけど、とりあえずあとは野菜あげとけば大丈夫かな、、、という曖昧なイメージありませんか?
ご察しの通り、私が抱いていたイメージです(笑)。
世の中にたくさんレシピやベビーフードもあり、正直何を軸に進めていけばいいのか分からなくなるママも多いですよね。
これが、「補完食」というフィルターを通すと、はっきり食べさせるべきものが分かります。
補完食は「補完」する食事です。
つまり、母乳だけでは足りなくなる栄養を補うための食事なのです。
具体的には、鉄分や亜鉛、ビタミンA、カルシウムなどを補給させたいので、なんと初期から肉や魚を食べさせるのが普通です。
おかゆももちろん食べますが、ミネラル補給のため雑穀を入れて炊いたり、オートミールでおかゆを作ります。
情報がフィルターによって取捨選択されると、物事を考えやすくなりますよね。
つまり、「一部の情報を遮断して物事見る」ということが
「フィルターを採用して世の中を見る」ということなのです。
人は誰しもその人なりのフィルターを通して情報を受け取っています。
同じ情報を見ても、考え方や行動が違ってくるのは、フィルターが異なるからなのです。
大事なのはお客様にフィルターを届けること
このフィルターがなぜマーケティングに役立つのか不思議に思う人もいるでしょう。
それは、このフィルターを使うことで、お客様に気付き与えることができるからです。
というのも、あなたが何かをマーケティングして売上あげようと思っても、
誰しもが「今すぐ欲しい!」となる訳ではないですよね。
おそらく保留にする人が大半でしょう。
このとき、お客様に対して何か新しい気付きを与えることができると、
サービスの必要性に気付いてもらうことができます。
先に挙げた補完食の例も、ただの離乳のための食事の練習ではなく、
「母乳だけでは足りない栄養を補完する」という気付きを与えているから、
この知識が必要だと思う人が出てくるのです。
この気付きを与える、つまり「フィルターを届ける」ことは、
非常に重要な要素になってきます。
あなたの発信は気付きを読者に与えられていますか?
たくさんのフィルターを採用すれば話は面白くなる
人の話の面白さというのも、実はこのフィルターの多さで決まります。
たくさんのフィルターを持っている人は、多角的な視点を持て、
フィルターを臨機応変に使い分けることができます。
そのため同じ物事を見ても、出てくる発想やアイディアが変わってくるのです。
このフィルターが斬新であればあるほど、聞き手には面白い話に聞こえます。
逆に、一部のフィルターしか持っていない人は、
そのフィルターの中でしか物事を考えられないために、決め付けが激しくなり、考えが偏ってしまうのです。
つまり「どれだけ多くのフィルターを持っているか」が
発信者にとってはとても重要な要素になるのです。
話が面白くなければ、
一生懸命文章書いたとしても誰にも見てもらえないし、読んでもらえません。
結局、どんなに発信を積み重ねていっても無意味になってしまいます。
人の考え方を聞いて、自分の価値観に合わないからと、
それ以上の情報をシャットアウトしてしまう人はたくさんいます。
しかし、ここが異なるフィルターを仕入れるチャンスです。
そういう考え方もあるのだと、一種のフィルターだと認識して、
必要な場面で自分もそのフィルターを使えるようにすることが大切です。
フィルターを採用することに慣れてくると、
多くの考え方を身につけて使えるようになるので、自然と話が面白くなっていきます。
とにかくたくさんの考え方フィルターを手に入れることを意識して、
人とのコミュケーションをとるようにしていきましょう!
お客さまの気持ち理解にもフィルターが役立つ
相手の人生に寄り添えばフィルターが理解できる
ここまで読んでいただいたあなたは、
そうは言ってもこの世の中全員の考え方なんて網羅できるわけがない!
と思うでしょう(笑)
フィルターは様々なものがありますが、パターンは決まっています。
・今までの生まれ育った経験で培われたもの
・持って生まれた自分の気質から発生したもの
つまり、相手のフィルターを理解するには、
相手の人生観・生き方・特性といったことを理解する必要があります。
そのためには、相手の人生に真剣に向き合うことが大事になってきます。
相手の人生での出来事ひとつひとつに想いを巡らせ、どういった経験をして、
どんな価値観が形成されてきたのか。
そこにどれだけ真剣になれるかがとても大切なのです。
これが習慣的にできるようになるとコミュニケーションのレベルは爆上がりしていきます。
発する言葉も魅力的なものになってくるでしょう。
フィルターが増えればお客様も増える
この理解したフィルターが多ければ多いほど、お客様が増えていきいます。
例えば、10種類のフィルターがあったとします。
自分が普段採用しているフィルターに近いフィルターを持っている人は、
すぐ意気投合し、お客様になってくれることが多いです。
しかし、自分が持っているフィルターが1/10であれば、
その人がすぐに仲良くなりお客様になる確率も1/10と言うことになります。
そこでフィルターを増やしいき、7/10のフィルターを理解できていれば、
その人がお客様になる確率も7/10に上がることになります。
普段からコミュニケーションの質を意識する
しかし、フィルターを増やしていき、都度使い分けるのは、高等技術です。
特に、ウェブで発信するときは相手と直接会話をしている訳ではないので、
かなり難しく感じるでしょう。
真剣にその人の人生を想像する必要があります。
この想像をする力は、普段の自分の行動によって鍛えることができます。
・いろいろな人とコミュニケーションをとる
・いろいろな人の気持ちを理解しようと心めぐらせる
普段のコミュニケーションをどれだけ真剣に取り組むかで、
書ける文章の質が変わってきます。
そのフィルターを採用している人が、
・どういった考え方をしやすいのか
・どんな壁にぶつかりやすいのか
そこが理解できると、
そのフィルターに合わせた言い方・書き方・届け方ができるようになります。
文章が魅力的であるかどうか、と言うのは、この届け方ができているかによって変わってくるのです。
マーケティングの上達にフィルターの採用は必須課題
結局ビジネスはお客様ありきです。
マーケティングの上達はどれだけお客様の気持ちを深く理解できるかにかかってきます。
普段から人がどんなフィルターを持っているか、意識して過ごすようにして、
自分のフィルターの引き出しを増やしていきましょう!
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!